孫娘が おばあちゃんにお土産と言って
学校帰りにタンポポを 摘んで来てくれた。
翌日は ほとけのざ を
どういう訳か 彼女は この花挿しに花を活けるとき
必ず究極まで 茎を短く切ってしまう。
だからタンポポも 落ち首にあったような姿にされても
健気に 昼間は黄色い花をいっぱいに広げて咲き
夜は早々に 花を閉じて眠ってしまう
朝は 私よりお寝坊だけど 目を覚ますと
昼間は 又一人で咲いていた。
でも 今朝は とうとう 起きなかったよ
しかし
不思議でたまらない
直接太陽に当たらないのに 蛍光灯の光だけなのに
何故 昼間と夜が分かるのだろう。
昼間 蛍光灯を消した 薄暗い部屋でも咲いているし
夜 私が電気をつけて テレビドラマを見ていても
寝てるんだよ。
私なら 目が覚めちゃうけどね
こんな小さな花の中にも 自然の運行を感知する力が備わっていて
自然と共に 生きているのかなぁ
そう考えると こんな小さな花さえ バカには出来ない気がする
って 考えすぎかしらね。